2016年7月11日

報酬から見る占い師の仕事

占い師の報酬を聞いてみました

以前、占い師さんのお手伝いをする仕事をしていたことがありました。その占い師さんはお店や会社に所属している人ではなく、自宅で個人で活動している人だったので、いろんなことをひとりで行っていました。しかし、それでは鑑定に回す時間が少なくなってしまうからということで、事務作業などができるスタッフとして私が雇われました。
私の仕事はお客様の申し込みの受付や状況の整理、相談時間の管理、占い師の宣伝といったものがありました。HPを開設していたので、それの更新や管理なども任されていました。
お客様から申し込みがあると、予約の時間などを伺い、占い師の都合と合わせて予約の設定をします。だいたい一人のお客様は30分ほどお話されます。それがだいたい日に5~10件ほどになるように調整もします。
時間の空いている時に占い師さんにだいたいどれくらい収入があるのかを聞いたことがあります。具体的な数字は教えてもらえなかったのですが、だいたい中小企業の役員~社長ほどの収入はあるのだそうです。ただ、お客さんが少ない時はそんなにもらえませんし、忙しい時にはもう少し増えるなど変動があるようです。占い師さんの話では軌道に乗って固定客がある程度いれば儲けることもできる仕事だそうで、当時の私にとって憧れの仕事の一つでした。
その仕事を辞めてから占い師の募集などに応募し続けましたが、どこも不採用で、占い師という仕事を甘く見ていたことに気がつきましたが、あの占い師さんの人を助けたいという思いは本物だったと思います。

収入が安定する方法

私が占い師になった理由は、人の悩みを占いによって解決できることにやりがいを感じたというのもありますが、それだけではなく、収入面でも安定できるという魅力を見つけたからです。
占い師になりたての頃は実績もなく、頼ってくれるお客様も少ないので、なかなか収入に結びつかないことが多かったのですが、だんだんと以来の数が増えてくると、収入もそれなりになって、安定してきました。
本当に安定したと感じられるようになったのは、自分にまた鑑定して欲しいと予約指名してくれるお客様が増えたところからです。自分を頼ってくれる人のおかげで、安定した収入を維持することができるようになったのです。
占い師として活躍するには、相手の悩みを自分なりに考えて、相手の行動を変えるために何ができるのか考えて占ってあげるという努力をする姿勢が重要だと感じました。もちろんお客様が来てくださるのもそうですが、占いに関する知識を深め、お客様に納得してもらえる技術を身につけているのも収入が安定した要因ではないかと思っています。