占い師のやりがい
在宅で占い師をしていたことがあります。今は子供が生まれて子育てに専念したいので離れていますが、落ち着いたらまた復帰したいと考えています。在宅のいいところは自宅で自分の都合のいいときに働くことができて、自宅でも人との関わりを持てるところにあると思います。
私は人と接することが苦手なところがありました。しかし在宅の仕事なら直接顔を合わせて接することはないので、自分がどう見られているか細かく気にする必要がないのです。そのためとて楽な気持ちで仕事ができていました。さらには得意な占いを使って人にアドバイスができるというのはとても魅力的でした。そして人を励ましたり勇気づけたりできるということがとても誇らしく、強いやりがいとなっていました。
そうして占い師をしていた頃はとても有意義な時間を過ごせていたので、子育てが落ち着いてきたらまた占い師の募集を探して、占い師として活躍すると同時に、またこの経験をしたいと思っています。
占い師のできること
以前占い師の仕事をしていました。24時間営業しているところで、在宅の占い師をやっていました。その中でも特に印象に残っているお客様がいます。
私は基本的に夜の11時から翌3時くらいまで待機をしていることが多かったのですが、夜中の2時頃でしょうか、お客様からの電話がありました。初めてのお客様で、どんな悩みだろうと聞いてみると、彼氏に振られて死にたい、私が死ぬと占ってほしいというものでした。話の内容や話し方の感じから相当酔っているように感じました。もちろん人の生死に関してを占うことはできませんが、話を聞いて良い方向に向かわせてあげることはできるので、とりあえず何があったのか話を聞いてみると、彼氏に300万円ほど貢いでいたけど、その彼氏はほかの女性とデキ婚で結ばれてしまい、フラれてしまったのだそうです。彼女が貢いでいたお金もそのデキ婚の相手の方に流れていたようで、とても悔しい様子でした。きっと彼氏にそこまで貢ぐくらいなのだから本当に好きだったのでしょう。それだけ人を好きになれる人ならまた別の人を好きになって幸せになることもできるだろうと思いました。
占った結果、近いうちに新しい縁があると出たので、それを伝えたところ、占いなんて当てにならないと言われてしまいました。占いを信じることで良い方向に行くこともあるんですよと伝えると、今度は嘘っぽいけど信じてみようかなと言ってもらえました。
あのあとあのお客様がどうなったのかはわかりません。でもきっと少しでも良い方向に向かって行っているんじゃないかなと信じています。こうして人を救える可能性があるのも占い師の大きな特徴だと思います。その代わり、人を落ち込ませてしまうことも大いに有り得るので、そのあたりはすごく慎重になると思います。